Daily Lab. -新たなる発見の記録-

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平行線

道草 (新潮文庫)

夏目 漱石 / 新潮社




今日で18連勤のうち、6日間が終了。
なんというか、すごく先が長いなぁ。
1月下旬から2月上旬にかけては休暇も取りづらいし、
でもリフレッシュもしておきたいしな~。悩ましい。

そういえば昨日、冷凍庫で缶ビールを冷やしてたら、
扉を開けるときに製氷機に引っかかって、
冷凍庫内にビールをこぼしてしまって、
なぜかそのビールを隠すように飲んだんやけど、
いま思えばそんな焦る必要なかったような。
ちょっと想定外のことが起こると、
すぐてんぱってまうんやな~。もう30歳なのに。

夏目漱石の「道草」を読んだ。
親戚、夫婦、仕事などのしがらみが
主人公の健三の心の中をかき乱すんやけど、
その様子がとてもあっさり描かれていて、
深刻なんだけれども、どこか滑稽で、
いつまでも読めてしまいそうな小説。

それくらい自分の心の中にある論理というのは、
たとえ近しい友人や妻や子であっても
他人から見ると滑稽なものなんだろうな。

同じ物事でも、当然ながらみんな違う面を見ているわけで、
自分の主張を理解してもらうために、正しさをアピールしても、
すでにその論点がずれてしまってるということ。
お互いの考えを共有するためには、
まずお互いの考えの違いを共有するという方が、
分かり合うという感覚に近いのかも。

以下、気になった部分を引用。

p.37
どう考えても交際のは厭でならなかった健三は、
またどうしてもそれを断るのを不義理と認めなければ
済まなかった。彼は厭でも正しい方に従おうと思い極めた。

p.59
「己は決して御前の考えているような冷刻な人間じゃない。
ただ自分の有っている温かい情愛を堰き止めて、
外へ出られないように仕向けるから、仕方なしにそうするのだ。」
(中略)
「あなたは誰も何もしないのに、自分一人で苦しんで
いらっしゃるんだから仕方がない。」

p.106
「何しろ淋しいには違ないんだね。それも彼奴の事だから、
人情で淋しいんじゃない、慾で淋しいんだ。」

p.146
「恐ろしいって誰も云いやしませんわ。
けれども面倒臭いにゃ違いないでしょう、いくら貴夫だって。」
「世の中にはただ面倒臭い位な単純な理由で
已める事の出来ないものが幾何でもあるさ。」

p.184
「離れればいくら親しくってもそれ切になる代りに、
一緒にいさえすれば、たとい敵同士でも
どうにかこうになるものだ。つまりそれが人間なんだろう。」

p.226
彼は狼狽した。けれども洋燈を移して其所を輝すのは、
男子の見るべからざるものを強いて見るような
心持がして気が引けた。(中略)若し強く抑えたり
持ったりすれば、全体が屹度崩れてしまうに違いないと
彼は考えた。彼は恐ろしくなって急にてを引込めた。

p.232
「実際今度は死ぬと思ったんですもの。」
「どういう訳で。」
「訳はないわ、ただ思うのに。」

p.292
「世の中に片付くなんてものは殆んどありゃしない。
一遍起った事は何時までも続くのさ。ただ色々な
形に変るから他にも自分にも解らなくなるだけの事さ」
健三の口調は吐き出すように苦々しかった。細君は
黙って赤ん坊を抱き上げた。
「おお好い子だ好い子だ。御父さまの仰る事は
何だかちっとも分りゃしないわね」

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by ubiquitous_music | 2011-01-17 00:57 | book
E-mail to ubiquitous_music@excite.co.jp
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